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H&K MP7は、ドイツのヘッケラー&コッホ社がベルギーのFN P90に対抗して開発したPDWである。 発表当初はFN P90を意識し、PDWという名称だったが、のちにPDWは一般名詞となり、この銃は短機関銃(MP:Maschinenpistole)を指すMP7の名前が冠された。 == 開発背景 == MP7の開発は1990年代に始まる。当時アメリカは防弾ベストの着用が一般的になった戦場でピストルやピストル弾薬に代わる兵器、つまりPDWを検討するプログラムを行っていた。また、NATO諸国でも同様のプログラムがスタートしていた。 これらのプログラムにFN社はP90を提出したが、当時同様の兵器を開発していなかったH&K社はMP5Kサブマシンガンをベースにショルダーストックを追加したMP5K-PDWを提出した。しかし、従来のピストル弾薬を使用するMP5ではプログラムの要求に対して不十分であり、このことからP90に危機感を持ったH&K社は、同社のMP5やUMPとは全く異なるコンセプトの兵器を開発することになる〔。 1999年に一般公開され〔、2000年に将来的に発展改良することを前提にドイツ連邦軍に仮制式兵器に選定され、MP7の制式名称を与えられている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「H&K MP7」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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